フォーメーション分析~チャートパターン分析~
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要するに、フォーメーション分析とは
- フォーメーション分析とは、チャートでよくある形状をパターン化したもの
- チャートパターンを現在のチャートに当てはめて考えることで、今後の推移を予測することができる
- チャートパターンの成立条件とターゲットを意識するのがポイント
フォーメーション分析の概要
相場は状況によって同じような動き方をすることがあり、チャート上ではそれが形状として表れます。
フォーメーション分析では、この チャートに見られる形状をパターン化し、そのパターンに当てはめて今後どう動くかを予測 テクニカル分析におけるダブルトップ テクニカル分析におけるダブルトップ していきます。
非常に一般的な分析手法でもあるため、特に代表的なチャートパターンについては市場参加者のほとんどが認識した上で、トレードに参加しています。
そういう意味では相場におけるお作法でもあるため、フォーメーション分析を重視するか否かに関わらず、トレードをするのであれば押さえておくべき知識と言えるかもしれません。
フォーメーション分析の分類
いずれも、相場でトレンドが発生した後に確認できるチャートパターンで、そのトレンドの今後の展開を予測できます。
そのため、本記事では、「中長期のコンティニュエーションフォーメーション」と「短中期のコンティニュエーションフォーメーション」の2つに分けて紹介していきます。
リバーサルフォーメーション
- ダブルフォーメーション(ダブルトップ、ダブルボトム)
- トリプルフォーメーション(トリプルトップ、トリプルボトム)
- ヘッドアンドショルダーズフォーメーション(三尊、逆三尊)
- ソーサーフォーメーション(ソーサートップ、ソーサーボトム)
- ラインフォーメーション(ライントップ、ラインボトム)
- スパイクフォーメーション(スパイクトップ、スパイクボトム)
ダブルトップ
★画像挿入【alt:ダブルトップの模式図】
手書き
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ネックラインをわったことでダブルトップが成立
高値からネックラインの値幅と同じ値幅ネックラインから下落することを強調(同じ距離ということを強調)
ダブルトップは天井圏で見られるチャートパターンで、「二点天井」と呼ばれることもあります。
名前の通り、同じ水準で高値を2回つけているのが特徴です。
2回つけた上値の間にある下値の水準は「ネックライン」と呼ばれ、2回目の高値をつけた後に このネックラインを下にブレイク したところで、ダブルトップは成立 します。
なお、一度ブレイクしたネックラインは、その後はレジスタンスラインとして機能することがあります。
ネックラインをブレイク後には、いったん上に戻す「リターンムーブ」と呼ばれる動きが起こり、これがネックラインで止められるケースもよくあるので意識するといいでしょう。
ダブルトップが成立すると、 高値からネックラインの値幅分だけネックラインから下落する とされており、これがいったんのターゲット(目標値)となります。
ダブルボトム
★画像挿入【alt:ダブルボトムの模式図】
手書き
gazou2
ダブルボトムは底値圏で見られるチャートパターンで、「二点底」と呼ばれることもあります。
ダブルボトムが成立するのは、 ネックラインを上にブレイク したタイミングです。
成立した際の目下のターゲットは、 安値からネックラインまでの値幅分だけネックラインから上昇したところ となります。
トリプルトップ
★画像挿入【alt:トリプルトップの模式図】
手書き
gazou3
トリプルトップは底値圏で見られるチャートパターンで、「三点天井」と呼ばれることもあります。
ダブルトップが2回高値を付けるのに対し、トリプルトップは2回目に高値をつけた後の下落でネックラインで跳ね返り、再度上値更新をトライして高値を3回つける形です。
それ以外は基本的にダブルトップと同じ考え方で、トリプルトップの成立タイミングは、 ネックラインを下にブレイクしたところ です。
また、成立後は、 高値からネックラインまでの値幅分だけネックラインから下落したところ を目下のターゲットとすることになります。
トリプルボトム
★画像挿入【alt:トリプルボトムの模式図】
手書き
gazou4
トリプルボトムは天井圏で見られるチャートパターンで、「三点底」と呼ばれることもあります。
トリプルボトムは、安値を3回つけた後に ネックラインを上にブレイクしたタイミング で成立します。
成立した場合の目下のターゲットは、 安値からネックラインまでの値幅分だけネックラインから上昇したところ となります。
★画像挿入【alt:三尊の模式図】
手書き
gazou5
三尊は天井圏で見られるチャートパターンで、「ヘッドアンドショルダーズトップ(ヘッドアンドショルダー)」と呼ばれることもあります。
『ダブルトップ・ダブルボトム』の意味とトレード方法とは?相場心理を読む
FXの手法&テクニカル分析
この記事は約9分で読めます(6,651文字)
あなたは、ダブルトップやダブルボトムのチャートパターンで、思ったようにトレードできていますか?
ダブルトップ・ダブルボトムで上手くトレードするには?
チャートパターンを使って上手くトレードするためには、 「そのパターンがあらわれた状況」 を理解し、さらに 「集団心理がどう働くか」 を考えていく必要があるのです。
そこはチャートの転換点となり得るポイントか?
では、ダブルトップ・ダブルボトムのパターンが成立して、相場参加者たちが 「これは反転するかもしれないぞ!」 と思うような状況とは、どういうものなのでしょうか?
つまり 上位時間軸(大きな時間足チャート)のライン付近でパターンが形成されていく状況 だと、多くのトレーダーたちが「反転しそうだ!」と思い始めるのです。
こうした、多くのトレーダーたちが 「ここで反転してもおかしくないよね」 と思うようなポイントで、反転パターンのダブルトップ・ダブルボトムがあらわれ始めると、集団心理的に反転の可能性が高まっていくわけです。
それは、チャートが教えてくれるサイン
別のいい方をすると、上位時間軸のサポート・レジスタンスラインの付近や、そこに絡むような形でダブルトップ・ボトムのパターンがあらわれたなら、それは 「今から反転する可能性があります」 という、チャートからのサインなのです。
ダブルトップ・ダブルボトムは相場転換のサインにはならない?~ネックラインと投資家心理を理解して相場を読み解く!~
ダブル(二つの)トップ(高値)でダブルトップ。
トレンドは上がり続けることはないです。
いずれ必ず高値の更新が止まる場面があります。
その一つがこの「ダブルトップ」
お次はダブルボトム!
ダブルボトムとはダブルトップとは反対に、❝谷❞が二つできているチャートのパターンです。
谷底(安値)が反発の起点となって同じような谷が二つできているチャートパターン。
ダブルトップ・ダブルボトムは節目の一つ!
ダブルトップは「利食い期」の終わり、そして「先行期」の始まりに出やすいパターンのためここからまた新しいトレンド出てくるパターンが多いんです。
相場の転換点でよくみられるチャートパターンの一つとして「ダブルトップ・ダブルボトム」があるんですね。
ネックラインの存在
この二つの山の中間に谷ができているのがわかるでしょうか?
これが“ネックライン”と呼ばれるもの。
で、この一旦下げて反発したところが❝ダブルトップのネックライン❞になるんです。
ダブルボトムに関してはコレの逆。 テクニカル分析におけるダブルトップ
なぜネックラインが意識されるの?
ダブルトップ・ダブルボトムが出ている時の投資家心理
そこでまた新たな考えを持つ投資家が出てきます。
そしてこのネックライン付近で激しい売買が行われると・・・
こんな感じでネックラインを境にボラティリティが狭くなり、どっちつかずの値動きになってきます。
- 買いで入っていたトレーダーが損切り(売り注文)しだす
- 待ちで様子見だったトレーダーが抜けたのを確認して一気に売りで入ってくる
ダブルトップ・ダブルボトムのエントリータイミング
例えばコチラ
ここでネックラインが市場に意識されているポイントと判断できます。
ここをいかにうまく見つけることができるかどうかでFXで勝てるかどうかが変わってきます。
ネックラインが機能する場合もあれば、全く機能していない、という場面もあるんです。
ダブルトップ・ダブルボトムは必ずしも転換点にはならない
相場の転換点でよくみられるパターンではありますが、必ずしもそうはならないです。
あくまでよくあるパターン。
例えばネックラインを抜けずそのままレンジになるパターン
が!
ダブルトップの高値がそのままレジスタンスラインになり、この間でレンジ相場に切り替わるパターンがコレ。
ダブルトップの高値を抜けそのまま上昇トレンドへ、というパターン
FXチャートの見方とは?初心者向けの基本的なチャート分析方法
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FX本には載ってない?ダブルトップとダブルボトムの本当の使い方はこれだ!
もっちゃん
今回は、みんな大好き ダブルトップ・ダブルボトム について書いていきたいと思います。
もっちゃん
FXの本などに、 基本的なチャートパターン の一つとして必ずと言っていいほど載っているダブルトップとダブルボトム。
FXを始めて間もない方にも、視覚的にも非常にわかりやすいチャートパターンですが、わかりやすいが故にそこには 落とし穴 があります・・・。
- 一般的なWトップとWボトムについて
- FXの本には書かれていないWトップやWボトムの本質
もっちゃん
ダブルトップ・ダブルボトムとは?
まず始めに ダブルトップ と ダブルボトム についての一般的な説明をします。
めちゃくちゃ簡単に言うと 「ダブルトップはMの形」「ダブルボトムはWの形」 になります。
もっちゃん
また、それぞれの谷となる真ん中の部分に引いたラインを 「ネックライン」 と呼びます。ネックというのは 「首」 という意味で、重要な場所という意味があります。重要な場所と言われるだけあり 世界中のトレーダーに意識されやすいライン でもあります。
一般的に 反転のチャートパターン と言われ、 Wトップは天井圏 で出現した時、 Wボトムは底値圏 で出現した時に反転のサインとして使われます。
もっちゃん
教科書的なエントリー・利確・損切りポイント
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テクニカル分析におけるダブルトップ
- エントリーポイント:ネックラインを抜けたところ or 抜けて戻ったところ
- 損切りポイント:直近の高値・安値
- 利確ポイント:ネックラインから直近の高値・安値の幅と同じ幅の位置
しかし、だからといってWトップやWボトムの 形を発見しただけ でエントリーしていては勝ち続けることは難しいです。チャートを確認するとわかると思いますが、あちこちにWボトムやWトップに見える場所があると思います。
そこで大事なのが、WボトムやWトップを 大衆心理の目線で分析する ことです。
もっちゃん
大衆心理でダブルボトムとダブルトップを読み解け!
ダブルトップが出来上がるまで
まずWトップができるまでの トレーダーの心理 はこうです。
が、これだけだと 根拠が薄く 素直に下降してくれるとは限りません。
- 単一時間足だけで見ていて、上位足の根拠を意識していない
- ダウ理論的にはまだ上目線であるということ
①単一時間足だけで見ていて上位足の根拠を意識していない
相場というのは単一時間足のみを見ていてもほぼ利益を出すことができません。大事なのは マルチタイムフレーム分析 を利用することです。
つまり、勝率の高いWボトムやWトップを狙うべき場面というのは、 上位足のレジスタンスやサポートとなる位置で出現しているかどうか が重要になってくるのです。
- 日足などの上位足のレジスタンスでWトップが完成した場合下落しやすい
- 日足などの上位足のサポートでWボトムが完成した場合上昇しやすい
マルチタイムフレームで分析すると 多くのトレーダー達の目線が揃う場面でエントリーできる ので、勝率が上がります。
上位足の反転しそうな場所でWトップやWボトム完成でエントリーができれば損を小さく抑えられて、大きく利を伸ばせる 損小利大 にも繋がります。
とFXの本などによく書いていますが、初心者からすると実に 曖昧 だと思うのではないでしょうか?。
もっちゃん
②ダウ理論的にはまだ上目線であるということ
FXのダウ理論とは?どこよりもわかりやすく本当の使い方教えます! 絶対に外せないテクニカル分析はこれだ! こんにちは!もっちゃんです! 今回はFXにおけるダウ理論について話していきたいと思います。 ・ダウ理論って何?・ダウ理論っ…
もっちゃん
テクニカル分析におけるダブルトップ
左のWトップの図は、ネックラインを割った状態です。この状態ではまだ 押し安値を下抜けていないので目線は上のまま になります。なので、ネックラインを下に抜けてショート!だといつ買いが入ってくるかわからないので危険です。
ネックラインから押し安値の小さなスキマをショートで狙っていくのはありかもしれませんが、 まだ上目線の中にいる という意識でトレードすることが重要になってきます。
右図は逆のパターンですね。Wボトムを上抜けても、 戻り高値を上抜けていないのでまだ下目線 になります。
- Wトップ:①高値切り下げ ②高値同じ位置 ③高値切り上げ
- Wボトム:①安値切り上げ ②安値同じ位置 ③安値切り下げ
- 高値を切り下げてる ので買いがだいぶ弱くなってきている可能性がある
- 高値が同じ位置で止められてるので、これ以上は上に行きにくそう
- 高値を切り上げた状態 でネックラインを切ったということは、 ダウ理論的に押し安値を切った ということ=下目線
もっちゃん
ダブルボトムやダブルトップは 天井圏や底値圏以外でも出現する!?
それは トレンドの継続 です。
テクニカル分析におけるダブルトップ
左図のように、上昇トレンドの途中で 一旦の調整が入るが安値を更新できず、直近高値を更新することでWボトムの形を作り上昇 。上昇トレンドの反転パターンはWトップでしたが、継続は逆にWボトムの形になります。
調整の時点で 安値を更新できない ということは、まだまだ 買いの圧力が強い ということが大衆心理として読み取れます。
- 下がらないなら上がる
- 上がらないなら下がる
ダブルトップやダブルボトムの波の引き方
もっちゃん
もっちゃん
【FX】もう波の引き方に悩まない!再現性にこだわった、誰でもほぼ同じ位置に波を引く方法!|もっちゃん|… 波をどう引くか、毎回迷っていませんか? 波引きに迷うすべての人たちの役に立ちたい!という思いから、膨大な検証と時間をかけて、この記事を書きました! ぜひ最後…
ダブルトップとダブルボトムについてのまとめ
- ダブルトップやダブルボトムはただ教科書通りに使うのではなく、大衆心理を考えて使うことが大事
- 世界中のトレーダーはいろんな視点で相場を見ているので、一つの見方に固執せず、違った角度から見ることも大事
そのチャートを見ているトレーダー達の心理を読み取ることが、トレード技術の上達に繋がる
もっちゃん
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