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株価指数の見直し

株価指数の見直し
  • 欧州株 ユーロストックス50先物は0.66%安、続落
  • 先手必勝で日米株同時スタート、「大胆なようで手堅い」で勝利を掴む技
  • 話題株ピックアップ【夕刊】(1):メルカリ、INPEX、日テレHD
  • 本日の【ストップ高/ストップ安】 引け S高= 5 銘柄 S安= 0 銘柄 (6月9日)
  • 東京株式(大引け)=12円高、小幅に5日続伸も値下がり銘柄数多くTOPIXはマイナス
  • 積水ハウス、2-4月期(1Q)経常は55%増益で着地
  • “脱炭素”と“食料不足”で再脚光、「代替肉」関連株に吹く追い風 <株探トップ特集>
  • 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 6月8日版

Topics トピックス

先日、ある東証一部上場企業の社長から、こんな相談を受けた。
「わが社は東証一部上場なのだから、新市場区分においてはプライム市場を目指すのが当然ということでよいのだろうか。プライム市場上場に大きなメリットがないのであれば、これを機にスタンダード市場も視野に入れてもよいのではないか。」
現在の東証一部上場企業がすべからくプライム市場に移行するわけではないが、漠然とプライム市場への上場ありきで考えている東証一部上場企業も多いようだ。しかし改めて考えると、プライム市場に上場する企業には、どのようなメリットがあり、どのような経営の姿が求められるのであろうか。
プライム市場もスタンダード市場も、2022年4月4日から取引が開始される市場である。この原稿を書いている2021年8月の時点ではまだ「プライム市場上場企業」自体が世の中に存在しない。あくまで東証から開示されている資料等の限られた情報をもとに、一部に筆者の仮説も交えつつ、プライム市場上場企業の姿を想像してみたいと思う。
まず、プライム、スタンダードの両市場の主な違いは以下の通りとなっている。

経営成績や財政状態についてプライム市場の方が求められるハードルが高いことは当然であるが、注目すべきは流通株式の観点である。持ち合い株等を除いた流通株式の比率や流通株式時価総額について、プライム市場の方が高い基準が設定されている。
実は流通株式の観点は、市場区分変更に合わせて見直されるTOPIXへの銘柄採用ルールにも関係する。当面は市場区分変更前のTOPIX構成銘柄が継続して採用されるものの、流通株式時価総額が100億円未満の銘柄は2025年1月末までの間に構成比率を段階的に低減させることとなっている。(TOPIXの見直しについては、HRGLサステナビリティ・オピニオンNo12 2021.3.8『TOPIX(東証株価指数)等の見直しについて』にて、東証の荒井啓祐・情報サービス部長が詳しく説明されているので、こちらを参照されたい。) 株価指数の見直し 株価指数の見直し
近年、年金運用・ETF・投資信託によるインデックス投資を中心にTOPIXの運用資産は増加している。TOPIX採用銘柄から外れた場合の自社株価へのマイナスの影響も大きいと予想される。このため各企業にとって自社の株価を維持する上で、流通株式時価総額を100億円以上に維持することは非常に重要となる。
先に見た通り、プライム市場上場企業に求められる流通株式時価総額の基準は100億円以上である。プライム市場上場の条件を満たすことが、TOPIX構成銘柄として採用される条件とも合致しているのである。

覚悟をもってプライム市場への挑戦を

  • 持ち合いを解消し機関投資家に広く株式を保有してもらうことで、流通株式比率と流通株式時価総額を高める。(結果としてTOPIX採用の可能性も高まる。)
  • 株主である機関投資家との建設的な対話を通じて、ともに企業価値向上を目指す。
  • そのために、コーポレートガバナンスの実効性と透明性を向上させ、投資家が安心して投資や対話をできるようにする。

要するに、「多くの投資家に株式を保有してもらうとともに開かれた経営を行うことで、高い評価(株価等)を得ること」を目指すことになる。これは従来の日本企業に見られた「安定株主に株式保有してもらいつつ、経営についてはできるだけ開示も対話もせずに済ますこと」とは全く異なる。
東証一部上場のメリットは取引や採用などにおける「ブランド」の側面が大きく、東証一部上場そのものを目的とするような向きもあった。一方、プライム市場上場は単なるブランドの獲得ではなく、市場でより高い評価を勝ち取るための挑戦権を得ることであり、強靭なコーポレートガバナンスの原動力となる。プライム市場への上場そのものはゴールではなく、挑戦の始まりであるという覚悟が必要となる。逆に市場での厳しい競争を避け、身の丈に合わない「ガバナンスコスト」が増加することを回避したい会社は、堂々とスタンダード市場上場を選択すればよいと思う。
プライムか、スタンダードか・・・。まだ見ぬ市場に想いを馳せつつ、各社の経営者にそれぞれの覚悟のほどを伺ってみたいと思っている。

TOPIXコア30関連が株式テーマの銘柄一覧

※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF 、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Boart
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「 S 」、現値ストップ安は「 S 」、特別買い気配は「 ケ 」、特別売り気配は「 ケ 」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「 - 」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。

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東証グロ−ス指数は大幅反発、米ハイテク株高受け買い戻し優勢

株式 23 時間前 (2022年06月08日 16:45)

東証グロ−ス指数は大幅反発、米ハイテク株高受け買い戻し優勢

© Reuters.

東証グロース市場指数 861.91 +20.86/出来高 1億1689万株/売買代金 816億円東証マザーズ指数 679.22 +17.80/出来高 1億2291万株/売買代金 953億円

本日のグロース市場は堅調な展開となった。
前日7日の米株式市場のNYダウは続伸。
小売銘柄を中心に業績の悪化を懸念する売りが波及した。
ただ、長期金利が低下するとハイテク株を中心に買い戻され、午後は堅調に推移した。
ナスダック総合指数も続伸、引けにかけて上げ幅を拡げた米株市場を受けて、本日の東証グロ−ス指数は大幅に反発した。
マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後、じりじりと上げ幅を拡げた。
買い一巡後は上値の重い展開となったものの、下げ幅を縮小する動きは見られずほぼ高値引けとなった。
米長期金利が3%を下回ったことで米グロース株に見直し買いが入り、国内の投資家心理の安心感につながったようで、前日軟調な展開となった東証グロース市場の中小型株に買い戻しの動きが向かった。
ただ、今週末の米5月消費者物価指数(CPI)の発表を控えてこの結果を見極めたいとの思惑があるなか、出来高や売買代金は低調だった。
東証グロース市場Core指数は3.32%高、東証マザーズ指数は2.69%高となった。

個別では、23年1月期第1四半期が営業黒字に転換したトラースOP (TYO: 6696 )が23%高で値上がり率トップとなったほか、政府「骨太の方針」の課題に「社会人の学び直し」で思惑買いが向かったKIYO (TYO: 7353 )が14%高となった。
また、連日買い優勢の展開が続いているENECHANGE (TYO: 4169 )が12%高となった。
時価総額上位銘柄では、フリー (TYO: 4478 )やビジョナル (TYO: 4194 )が上昇した。
値上がり率上位には、キャンバス (TYO: 4575 )、フォースタートアップス (TYO: 7089 )などが顔を出した。

一方、前日から売り優勢の展開が続いているスポーツフィールド (TYO: 7080 )が10%安で値下がり率トップに。
買い一服感からの利益確定売りが続いているリボミック (TYO: 4591 )が6%安、前日大幅に上昇したランサーズ (株価指数の見直し 株価指数の見直し TYO: 4484 )が利食い売り優勢から5%安となった。

時価総額上位銘柄では、JTOWER (TYO: 4485 )やメドレー (TYO: 4480 )などが冴えなかった。
値下り率上位には、ジェイック (TYO: 7073 )株価指数の見直し 、東京通信 (TYO: 7359 )などが顔を出した。

東証グロース市場Core指数では、ビジョナル、フリー、ウェルスナビ (TYO: 7342 )などが上昇した。

・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6696|トラースOP | 420| 80| 23.53| 株価指数の見直し
2| 7353|KIYO | 774| 100| 14.84|
3| 4169|エネチェンジ | 697| 76| 株価指数の見直し 12.24|
4| 4575|CANBAS | 406| 42| 11.54|
5| 7089|フォースタ | 1957| 191| 10.82|
6| 4199|ワンプラ | 1892| 168| 9.74|
7| 4180|Appier | 853| 72| 9.22| 株価指数の見直し 株価指数の見直し
8| 3966|ユーザベース | 897| 75| 9.12|
9| 2158|FRONTEO | 1130| 94| 9.07|
10| 7064|ハウTV | 2649| 219| 9.01|

・値下がり率上位10位 株価指数の見直し
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7080|スポーツフィ | 2326| -264| -10.19|
2| 7073|ジェイック | 2212| -177| -7.41|
3| 4591|リボミック | 203| -15| -6.88|
4| 4484|ランサーズ | 300| -19| -5.96|
5| 7359|東京通信 | 1114| -69| -5.83|
6| 7031|インバウンド 株価指数の見直し 株価指数の見直し | 4275| -245| -5.42|
7| 7050|フロンティアI | 2496| -136| -5.17|
8| 9240|デリバリコンサル | 株価指数の見直し 873| -44| -4.80|
9| 3815|メディア | 354| 株価指数の見直し -14| -3.80|
10| 6561|HANATOUR | 1706| -64| -3.62|

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